中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

「打てない理由」中学軟式野球!野球未経験者でもできるアドバイス!

4月も後半になり暖かくなってきました。

そのせいか最近、高校生、中学生、小学生の子どもをもつ数十人から

 

「息子が打てない!どうしたらいい?」

 

なんてコメントが添えられた動画が送られてきます。

 

正直、困っています(笑)

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 実際、動画を送ってもらっても、バッティングフォームの欠点を文字や言葉で伝える事は難しいです。

上手く伝えられたと思っても、それを相手が理解できなければ意味がありません。

 

できれば試合で直接バッティングをみて教えることができればいいのですが、仕事じゃないのでそこまで時間を割くことはできませんし、うーん悩ましい。

 

だからといって、「よくわかりません」と答えるのも大人げないので、助言を求めてきた人達には下に記したコメントを送信することにしています。

 

 

返信コメント内容

動画を拝見させてもらいましたが、バッティングフォームの指導を文字や言葉で伝える事は大変難しいです。

 

ただ、「打てない」ことには必ず理由があります。

その理由を説明する前にバッティングについて理解してほしいことがあります。

 

プロ野球選手でも3割打てば好打者といわれます。

 

すなわち10回打席に立って3回打てば好打者

言い換えれば、7回打てなくても好打者ということになります。

 

ですから勝手に「打てない定義」を作らせてもらえば、同レベル、もしくは同レベル以下の投手から10打席で1本もヒットが打てなければ「打てない」とさせてもらいます。

 

あなたの息子さんはどうですか?

この定義に当てはまりますか?

 

当てはまっていなければ、まだ心配しなくていいと思いますよ。

それでは、残念ながら定義に当てはまってしまった人に打てない理由を説明します。

 

 

打てない理由

①バッティングフォームに問題あり。

 

②タイミングが合っていない。

 

③狙い球を考えていない。

 

④狙い球の「狙い」がわるい。

 

※③④は変化球のある中学生と高校生だけ。

 

多くの選手は①~④の複数当てはまっていて打てません。

是非、チームの監督・コーチにこのへんをチェックしてもらってください。

 

 

 

こんな感じで返送しています。

 

ここで実際にあった話をしたいと思います。

最近、高校球児のお父さんから動画が送られてきました。

動画を見る限りフォームは悪くなく、タイミングも合っていないようにはみえませんでした。

そこで、高校球児とLINE直接やり取りをしました。

 

ブログ主(以下ブ)「なに考えて打席に立ってる?」

 

高校球児(以下高)「チームのために打ちたいと」

 

ブ「他には?」

 

高「次につなげようと」

 

ブ「他には?」

 

高「・・・・」

 

チームのことを考えることはいいですが、もっと他に考えることがあります。

みなさん、もうお分かりですよね。

そうなんです、打席で球種を狙ったり、コースを狙ったりしていないんです。

 

正直、問題は監督にアリです。

 

ここでLINEの続きです。

 

ブ「コースとか球種は考えてないの?」

 

高「はい。考えていません」

 

ブ「変化球を打つのは得意?」

 

高「正直、苦手です」

 

ブ「それなら次の試合から全球ストレート待ちで打席に立ってみなよ」

 

高「全球ですか?」

 

ブ「三振覚悟でいいから。無理に苦手な球を待つ必要はない」

 

高「そうしてみます」

 

この高校球児はLINE以後、毎試合でヒットを記録し、最近の試合ではチーム5本のヒットのうち3本を打ったそうです。

 

結果、1桁の背番号をゲットしたと高校球児の父親から喜びの連絡が来ました。

このように、打てない理由が技術的な問題でない場合が多いのが事実です。

 

たとえ、打撃フォームやタイミングのズレがわからなくても、「狙い球」をしぼることは、野球経験がなくても子供に教えることはできます。

 

まずは出来る事からやってみてはどうでしょうか!