中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学軟式野球!セカンドの軽視の実態。セカンドの重要性を考える。

夏の高校野球代表も決定しはじめ、甲子園が楽しみになってきました。

一方で多くが新チームとしてスタートをしています。

 

最近、知り合いに誘われ新チーム同士の練習試合を観てきました。

そこで、

「息子さんが、セカンドからサードにコンバートされ喜んでいる父親

サードは無理だから、セカンドにコンバートさせたいと言っている父親

 

に遭遇しました。二人とも息子さんは高校1年生です。

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もうお気づきかもしれませんが、2人ともセカンドを軽視しているのが良くわかると思います。

軽視とは言い過ぎかもしれませんが、「サードよりセカンドが簡単」と思っているようです。

 

おそらく理由は、プロ野球の長嶋、原、掛布、中村紀洋村田修一、おかわりくんなどのスター選手が守っていることや、中学野球で、肩が弱い選手や初心者の選手を一塁に近いということで守らせる傾向があるからだと思います。

 

先に上げたサードのスター選手の中には、ホームラン打者で、守備力の高い中村紀洋村田修一がいますが、セカンドを守れるかといえば・・・守備範囲に問題があります。

 

そこで、セカンドサードの違いを説明したいと思います。

 

 

塁間の距離

 

サードからファーストは、セカンドからファーストに比べると距離があります。

当然肩が強さとスローイングの正確性というのがサードの条件になるでしょう。

 

しかし、セカンドは併殺に絡むポジションです。

 

4-6-3、3-6-3のようにショートがファーストへ送球する場合、ショートは送球方向に移動しながら捕球しますから、勢いに乗ったまま送球できます。

 

逆に5-4-3、6-4-3の場合セカンドは、送球方向と逆に移動しながら捕球し、体勢を入れ替えてファーストへ送球します。

 

この場合、捕ってからの速さ、捕球に入るタイミングそして肩の強さ要求されます。

 

 

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守備範囲

 

サードは三塁線を守っていますから、左方向の移動は大きいですが右方向の動きは極めて少ないです。

 

しかし、打者からの距離が近いため速い打球への反応が重要になります。

セカンドは右にも左にも移動の大きいポジションです。

守備範囲の広さ(脚力)はサード以上に重要になります。

 

 

セカンドけん制

 

セカンドは、けん制がサインプレーですから複雑です。

左投手であればサインを出す役割もあります。

 

打者に集中しながら走者をより意識しないといけないため広い視野と冷静さ必要になります。

 

 「セカンドサードもとても重要」と断ったうえで、「セカンドからサードへのコンバート」は、どちらかといえば、セカンドに必要な要素が足りないと判断されたように思います。

 

サードは無理そうだから、セカンドにコンバート」と言うのは、ハッキリ言ってサードが無理ならセカンドは無理!です。

 

実は、中学生の指導者にも、このようにセカンドを軽視する傾向があります。

しかし、説明した通りセカンドにはより多くの要素が要求される難しいポジションです。

 

 

プロ野球セカンドには、例外的にヤクルト・山田選手のようなホームラン打者がいますが、過去を振り返っても、セカンドに強打者と言われる選手が少ないです。

 

それは、打撃力以上に守備力を高く評価されるポジションだからです。

 

おそらく、侍ジャパンセカンドは、山田選手ではなく菊池選手がなると思います。

それは、山田選手と菊池選手には、守備力に大きな差があるからで、WBCで海外の天然芝の球場ではより守備力を要することになるからです。

 

 

 

※全てブログ主の個人的な意見ですのでご了承くださいm(__)m