中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学軟式野球!未経験監督必見!外野手の守備位置の考え方と指示!

「基本、外野手の守備位置は深く」と以前説明しましたが、外野の守備位置には前後左右あります。

「深く」というのは前後の話であり、長打警戒を理由にお話ししました。

今回は外野手の守備位置の考え方をより細かく説明していきます。

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守備位置の考え方

 

外野の守備位置の考え方で大切なのは、

・投手と打者の力関係

・対左打者

・外野手の守備力

・グランド環境

 

投手と打者の力関係

 

まず、自軍の投手の球速と相手打者の体格やスイングを比較します。

打順も大切ですが、調子によって中心打者が下位打線にいることもありますから、打順は参考程度にして、しっかり相手選手の体格とスイングを見ます。

「スイングをみても分からない」と思う人もいると思いますが、自軍の主力打者と比較すれば難しいことではありません。

 

紅白戦や試合形式のバッティング練習で「エース対主力打者」の結果をみていれば、おのずと守備位置がわかってきます。

例えば自軍のエースのボールを主力打者がバンバン打っていれば、相手選手が同レベルのスイングをしていれば外野手は深く守る必要があります。

もちろんその逆もあります。

 

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対左打者

 左打者の打球はレフトライン際の打球は大きくスライスします。

原因としては振り遅れなのですが、右打者のライトライン際の打球がそこまでスライスしないことを考えると、左打者が打つ時に一塁側に体が動き出すため強いスライスがかかるのかもしれません。

理由はハッキリしませんが、左打者の打球はレフトライン際の打球は大きくスライスすることは経験上間違いありません。

 

左打者のときは、自軍投手の力が優っていたらレフトはライン際を守る必要があります。

定位置で守っていると、強いスライスのため追いつけずライン際にポトリと落ち、ファールグランドへ転がり長打になってしまいます。

逆に自軍投手の球速が遅く、相手打者が凄いスイングをしていたら、振り遅れる確率は低いですからライン際に守る必要はありません。

 

外野手の守備力

外野守備位置の考え方と内野手のカバーリング のコツ こちらでも説明しているのですが、外野手が後方の打球処理が上手ければ、深く守る必要はありません。

ランナー2塁でシングルヒットで1点獲られたくない場面では前進守備ですが、肩の強さによって前進度合がかわります。

一概に前進守備ではなく、個人の能力によって変える必要があります。

 

 グランド環境

中学野球はグランドで試合することがあります。

学校によって「ライトにプールがあって狭く、レフトはサッカー部のグランドにつながっていて野球場より広い」など違いがあります。

グランドルールでフリーの時もあれば、2ベースになることもありますから、考慮しないといけません。

 

 

投球と守備位置

 

強いチームになると1球1球、投手の投げるコースによって守備位置を動かします。

やり方としては、ショート、セカンドが捕手のサインを見て外野手にサインを送ります。

右打者のインコースであれば、打者から見て左に、アウトコースであれば、打者から見て右に移動します。

もちろん投手のコントロールが良くないとできない守り方なんですが、やり方を間違うと相手が有利になってしまいます。

 

 

外野手の移動が早すぎると、打者にコースがばれる

 

例えば、右投手が右打者に対しているときに、外野手が投げる前に左に移動すればインコースに来ることがわかります。

この場合、コースがばれるだけでなく球種もばれてしまいます。

右投手が右打者のインコースに投げる球種は高確率でストレートです。

このように外野手の移動が早いと高度な作戦が逆効果になってしまいます。

逆に、こちらの攻撃中に相手守備が投球前に動いたらチャンスです。

 

 

守備位置の指示は監督の仕事

 

 いままで説明したことを選手に理解させ、守備位置を選手個人に任せるのは難しいかもしれません。

とくに、終盤で1点を争うゲーム展開であればさらに難しくなります。

プロ野球でも、外野手がベンチに向かって大きく手を振って、守備位置を確認することがあります。

理想は選手個人が守備位置を考え、もしそれを監督が違うと判断したら守備位置の指示をだします。試合結果の責任は全て監督にあります。

ですから、適当な判断はいけません。しっかり考え、導き出した判断がたとえ裏目にでても、それは相手が優っていたということです。

 

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