中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学野球采配!軟式野球の外野守備位置の考え方と内野手のカバーリング

軟式野球はレベルが上がるほど得点が入りにくくなります。

ですから、「1点」を失うことが勝敗に大きく左右します。

ですから、長打を許すことをいかに避けるかが勝利へのポイントになります。

よって外野の守備位置をしっかり考えないといけません。

 

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 中学軟式野球を指導するようになって1年がたち、多くの試合を観て、全体的に外野の守備位置に思うことがあります。

それは「守備位置が浅過ぎる」ということです。

憶測でしかないのですが、学童野球(小学生)の感覚のまま守っている様に感じます。

特に学童野球特有のライトゴロを意識しすぎているような。

 

確かに、ヒットだったものがアウトになるのはチームとしてプラスです。

しかし、そこにこだわるあまり長打を許していたのでは意味がありません。

中学野球の長打は高校野球とは違い、スリーベースやランニングホームランになって得点に直結してしまいますから。

そこで、小生が提案するのは、

 

外野の守備位置は深くです。

 

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外野守備を深くする理由

 

① 得点・失点パターン

 

実は小生のチームも昨年秋までは外野守備が浅いチームでした。

正直、対戦相手も守備が浅く、中学野球の外野守備は「こんなもんなんだ」となんの疑いもなく観ていました。

しかし、試合で得点シーンと失点シーンを見ているといくつかパターンがあります。

それは、「四球」「エラー」「長打」が絡むことです。

 

シングルヒットの連打で得点することは、投手が好投手であればあるほど確率が低くなります。

よって長打を防ぐ守備位置をとることが失点を抑える一つの条件になります。

 

② 外野守備の特徴

 

外野守備は、守備位置より前の打球よりも、後方に飛ぶ打球処理の方が圧倒的に難しいです。

前の打球であれば、ボールを追うと自然にボールを視界にとらえられることができるのですが、後方の打球は、打球を視界に入れながら後方に走る必要があり、非常に難しいです。

 

そして、後方の打球を処理する練習にはノッカーの技術が重要になります。

安定してフライを上げる技術だけでなく、ちょうど距離も計算し安定してフライを打てる技術も要求されます。

野球経験があってもノックの経験がないと難しく、恥ずかしながら小生はコレができていないため、外野の守備力が向上していません。反省。

 

③ 1塁カバーリング=ライト

 

学童、中学野球では、先ほど説明したようにライトゴロがあります。

それと1塁のカバーリングも重要なライトの役割となっています。

この結果、ライトの守備位置は他のポジションに比べさらに前進守備になってしまいます。

深く守ると、けん制や内野ゴロでの一塁送球のカバーリングに遅れるためです。

しかし、本来1塁のカバーリングはライトだけの仕事だけではありません。

ケース別に説明していきます。

 

一塁のカバーリング

 

・ランナーなし

 

ランナーなしでの内野ゴロの場合で一塁送球した場合は、ライト、キャッチャー、セカンドがカバーリング

(セカンドの動きは複雑で投手ゴロなら、投手の後ろにカバーに走ってから、一塁のカバーへ走り、ショートゴロは定位置からサード寄りの打球は一塁ベースカバーでベース寄りの打球はショートのカバーを優先)

中学軟式野球、キャッチャーの基本カバーリング(バックアップ)のコツ

 

<参考>ランナーなし・サードゴロでの野手の動き

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・ランナー1塁

一塁けん制のときは、ライト、キャッチャー、セカンドがカバーリング

 

内野ゴロの場合は、ライトと捕手がカバーリング

 

この場面以外の一塁カバーリングはライトがおこないます。

 

※実際はランナー三塁のときもアウトカウントによって、キャッチャーやセカンドが一塁のカバーリングをしなくてはいけないのですが、複雑なので、まずはランナーなし・ランナー1塁時の1塁カバーリングをできるようにしてください。

 

このカバーさえできれば、ライトは深く守ることができます。

 

 

「守備位置は深く」はあくまで基本

 

外野の守備位置を深くするのは、長打を許さないために重要です。

しかし、最終的には、相手チーム・選手の実力や体格、前の打席の結果、点差、味方投手のタイプ(速球派?軟投派?)などを考慮して守備位置は変えられるようなチームを目指しましょう。

中学野球 采配! イニング数と点差を考える 守備のコツ

 

あくまでも、小生が個人的に感じたことなので参考までに。