中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学軟式野球!バッティングのコツ!ポイントを近くして打つためには?②

前回、バッティングのコツ!ポイントを近くして打つためには?①

で、ポイントを近くする意味の説明しましたが、今回は軸足に体重を残して打つ、メリットとデメリットを説明したいと思います。

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軸足に体重を残して打つメリット

 

・投手との距離が長く取れ、ボールを長く見ることができ、選球眼がよくなる

 

・上体が投手側に突っ込まないため、ストレート待ちで変化球に対応できる

 

 

 

軸足に体重を残して打つデメリット

 

・体重移動を使って打てないため、打球が飛ばない

 

・軸足にためた力を使い体の回転で打つため、体力(力・パワー)がないと難しい

 

 

中学生で問題になるのがこのデメリットなんです。

実は小生のチームは、昨年の新チーム結成後から、3対7の体重割合で素振りやティーバッティングの練習をさせています。

これには理由があって、適当に打たせると体重移動を使ったスイングで力使わず強い打球を打つことができるため、体力を使う体の回転で打つことを避けてしまうからです。

 

力を使わず、強い打球が打てれば体重移動で打っていいじゃないかと、思われるのですが、右打者が左足を踏み出す時に左足に体重を乗せると上体が投手側に突っ込みます。

その体重移動の勢いを使い、打てば飛ぶのですが、「球種がわかっている」という条件をクリアしなければ、この打ちかたは通用しません。

 

小学生であれば、変化球がありませんから、ストレートのタイミングで体重移動できるので、この打ちかたでも打てます。

ただし、中学生では変化球があります。

しかも、今の中学野球では、カーブだけでなく、スライダー、チェンジアップなどより球種が多彩になっていますから、この打ちかたでは強いチームもしくは、好投手には残念ながら通用しません。

 

ですから、体力強化の意味も込めて3対7の体重割合で「回転」で打つ練習に取り組ませています。

ただ、これだとボールが飛ばないため、体力のない選手はフリーバッティングが楽しくないようです(笑) 中学生では個人個人の体力差が大きいため、こういった事が現場で起きてしまいます。

楽しく打たしてあげたい気持ちもあるので選手には申し訳ない気持ちもします。

 

それでも、今回の松井氏の打撃論で言えば、小生の考えは間違いではないはず。

選手達のバットを振る力は確実についてきました。これは自信を持って言えます!!

 

 

軸足に体重を残して打つ練習法

 

 簡単にできる練習法としては、練習器具であるバッティングティーの利用をおすすめします。

右打者なら右足よりに、左打者なら左足よりに、バッティングティーを設置します。

大切なのは、ボールを遠くに飛ばすのが目的ではなく、体の回転で打つことが目的であることを選手に理解させることです。

実際に、巨人キャンプでも、松井氏が片岡選手に指導している映像で、バッティングティーを使い、軸足に体重を残す練習をしていました。

 

 生徒達はどうしてもボールが飛ばないため、バッティングティーの位置を、前足側に置き、体重移動を利用してボールを飛ばそうとします。

「ボールを遠くに飛ばしたい」というのは野球をやってれば本能のようなものですから仕方ないですが、軸足に体重を残して、体の回転でボールを遠くに飛ばすことを目指し頑張りましょう!