中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学野球冬のトレーニング!中学生に適しているサーキットトレーニング

10月も半ばになり、日が暮れるのが日々早くなります。
平日、授業を終えてから部活動をする中学生にとっては困ったことです。
ナイター設備はもちろんありませんし、練習時間も学校指定の冬時間になり6時前には完全下校ですから、かなり短くなります。
 
そんなこともあり、監督に冬に向けたトレーニングのアドバイスをお願いされました。皆さんも、冬にトレーニングに何をすればいいのか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

 

スキャモンの発達・発育曲線とは?
 
         「スキャモン」の画像検索結果
このグラフをみたことありますか?このグラフは「スキャモンの発達・発育曲線」
と呼び、簡単に言うと「年齢によって発達しやすいものが違う」ということを示したものです。
これを理解すると、中学生の時にどんなトレーニングをするべきなのかわかります。
グラフが見にくいですが、こういったものがあると言うことさえ、わかってもらえればいいので気にしないください。
 
 
 神経系生まれてから5歳頃までに80%成長をし、12歳でほぼ100%になといわれています。
この時期は、神経系の発達の著しく、多くの神経経路が作られます。
その神経経路は1度出来上がるとなかなか消えません。
代表的な例として、子供のころに乗っていた自転車を大人になって10年ぶりに乗ってもスムーズに乗れてしまうのは、まさに神経経路が出来ていたからです。
この時期に神経回路を発達させるために色々な動きを経験することが大切です。
 
 

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9歳~12歳頃になると、神経系の発達が完成に近づき、この時期は 動作の習得に対する準備が整い、習得にとってもっとも有利なこの時期を「ゴールデンエイジ」と呼ぎます。
これは世界のスポーツ界も重視していて、当然野球にとって必要な動作習得にも、最適な時期といわれています。
 
ゴールデンエイジを過ぎると(13歳~)、発育期を迎えます。急に身長が伸びると、今まで習得した動作に狂いを生じさせるため、新たな動作を習得するのに不利な時期となります。
今までにできていたことが、一時的にできなくなったりすることもあります。
(小学生の時、コントロールが良かったのに、中学生になったら悪くなった選手はには、こういった理由もあります)
 
 
この時期は、心肺機能の発達や個人差がありますが男性ホルモンの分泌量が増え、筋肉量が増えやすいです。
今までに身につけた技術を、より速く・強く発揮することが出来るようになります。
残念ながら中学生はゴールデンエイジをすぎていますが、悲観する事はありません。
理解力があるので、理論的に動作を説明できれば、技術習得も修正もうまくいきます。
 
 
スキャモンの曲線を踏まえて中学生のトレーニングを考えると、成長期は骨が弱いので筋肉をつけるために強い負荷のトレーニングはまだ早いです。
心肺機能が発達しやすい時期ということを踏まえたサーキットトレーニングがおすすめです。