中学軟式野球、監督のための采配。バッティング、盗塁、練習のコツ

中学野球の監督のための采配術。野球で指導が難しいキャッチャー技術、バッテリーの盗塁阻止、走塁と盗塁の基本など野球未経験の人でもできる指導のコツや子供に適したストレッチ、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などの筋トレで体力をつける知識をまとめました

中学野球 采配! イニング数と点差を考える 攻撃扁

軟式野球硬式野球の違いをおさらいします。

軟式球の中は空洞で軽いため、反発力がなく硬式球にくらべ飛びません。そして、バットに当たった瞬間、中が空洞のためボールが潰れます。

 そのためバットの芯に当たったと感じても、バットの芯からボールが少しずれてしまい、ボールは潰れながらスピンの効いた内野フライがあがります。バントも同じ理由で成功しにくいです。

 よって軟式野球のほうがヒットが出にくく、「連打で大量点」と言うようなことはレベルが上がれば上がるほど考えにくいです。

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上記の様に軟式野球はレベルが高ければ大量点は見込めません。

しかし、小生のコーチするチームは残念ながら頻繁に大量失点しています(笑)

野球には大量失点する公式があります。

「四球」+「エラー」+「ヒット」=「大量失点」

公式に覚えのある方は是非とも「イニング数と点差」を考えた采配をしてください。

 

「野球はノーアウト3塁ならスクイズ」とか「ノーアウト1塁なら送りバント」など、基本的な攻め方があります。

しかし、采配とは何度も言うように「背景」を理解した上で行います。

 

 例 4点差で負けています。ノーアウトランナー1塁の攻撃。

A・三回裏のケース

B・六回裏のケース

(ここでは、相手チームの実力、打者の特徴は考慮しません。)

 

Aのケースは、7回裏まで5イニング攻撃のチャンスがあります。

単純に、1イニング1点ずつ加点すれば逆転です。

送りバントや盗塁など絡め得点を狙います。

 

Bのケースは、1点を狙うのでなく、ランナーをためてビッグチャンス(長打で大量点をねらえる状況)を作り、相手投手にプレッシャーを与え大量点を狙います。

よって、盗塁でアウトになったり、送りバントで相手にアウトカウントを簡単にあげてはいけません。アウトを取るごとに相手投手に余裕が生まれます。

 

この状況での盗塁成功しても、相手チームは何とも思いません。このランナーを本塁に返しても1点なので、セカンドランナーを無視しバッターに集中しているからです。たとえ、三盗されて、パスボールで1点入って3点差、ランナーなしで仕切り直しできたら、相手は気持ち的に楽になってしまいます。

ですから、このケースは盗塁は成功したからOK!と言うような結果論はこのケースは無用です。

 

点差が開いてイニング終盤を迎えたときのポイントは、

ランナーをためて、長打で大量点と言うケースを作り、相手にプレッシャーをかける

 

監督、コーチは、リスクを犯して盗塁する場面かなのかそうでないのかをチーム全体で理解させて攻撃できるようにする事が大切です。

 

そういえばめずらしく、小生のコーチしてるチームが大量リードしているとき、相手チームの選手が、3ボール1ストライクからボール球を空振りした選手に対し、「点差を考えろ!」と注意していました。

注意した相手チームの選手は、点差がある時の戦い方を知ってるなと感心しました。